最近、
RozenkreuzPによるリンオリジナル曲の「Dolls」を終音オワタに一番だけ歌わせてみていました。リンの声質を考えたら行けるかと思いましたが、道が険しかったです。
メロ・コーラスなどは空拇様の公開されているvsqを使用しております。
調声は沙緒様のust・あの音源の人の朝音ボウ版Dollsを参考にしました。
本当にこの曲はピッチいじる事前提のようですね。終音君はおま☆かせのみだと平坦に元気よく歌ってくれましたが、悲壮感(?)を漂わせたかったのでエンベロープとピッチを重点的にいじっています。
語尾息っぽい音は音素の後ろから抽出していますが、息っぽさが出ているかは謎です。
調声とmixで骨が折れたので、Fullの作成予定は今のところありません。寧ろ私では無い誰かがいつかやると信じています。
以下、簡単な音源考察
終音オワタ(ついね―)
系統:男声音源
音素数:168 平均音階:D#4
・freq avgから分かるように、高音に強い音源。
・低音耐性がほとんどないので、C4を下回る音が多くない曲がベター。
・gと相性が良くない訳ではないので、低音部でg値を高くすることは有効です。
・原音設定はおそらく、りぶあんに通しただけのものなので甘い(制作サイドの人が原音設定分からないため)要修正。
・発声に癖がある。ピッチ曲線がかなり下から持ちあがっているものが多々。
参考:ば(これが最も顕著に出ている気がする)
大体の母音部分は安定しているので伸びは宜しいかと(例外:ば・て)
・発声が発声なので、少しのmod値で音程が指定よりも下にずれることあり。mod0にすればピッチはあらぶらなくはなるが、音の頭の強さは据え置きなので音量差が出やすい。
・「が」「で」「ぜ」「わ」「ば」などの音の頭が強い。Dollsではエンベロープの頭を小さくしたり・音量を下げたりしております。
・主に上記の特徴が理由ですが、滑らかに歌わせにくいです。バラードなどの優しい歌は歌わせにくいでしょうが、ロックなどのパワーを要する曲にはお誂え向きの声です。
・「ば」がきれいに伸びない。小さい「ば」+長めの「あ」の二音に分割→母音結合して歌わせるのがベターだと思われます。
毎度考察がアバウトなのはお約束ですが、今回のアバウトさは群を抜いていますね。すみません。
おまけ~自音源を使って貰いましたが~
使用動画1。マシンガンPによる音源プロモーション企画に応募して使って貰いました。使用音源は1.0です。
この動画の紹介をどうしようか迷いましたが、兼ね合い等も考えてここにしております。
音源の特徴である柔らかな声が発揮されています。高音ですがキンキンしていなくて良いですね。
絵はアリガトーフの時の友人・明良様に描いて貰っております。私は動画→アップロードのみです。
因みに、マシンガンPによる選曲理由は動画を見ていると分かる仕様になっております。
使用動画2。人柱アリスの替え歌です。
際物は辛いものですね。自音源はリンポジション。伯方の塩さんと一緒です。
一部歪みないので、或る意味閲覧注意ですね。
それにしても今回の記事はリンに縁がありますね。
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