同時配布までに時間がかかった理由は
1.甘藍連続音が出来なかった(原音設定が終わらない・実際使いにくくて残念な出来)
2.桜井の発声がマイクと相性が悪かった
3.桜井の声がリザンプラーと仲が悪かった(周波数表の直し方が分からなくて、改善出来るものだと思っていませんでした)
4.多忙
といった理由ですが、1が大きかった気がします。複数音階作りたいと思っていたので余計かかりました。
甘藍はいらない子ではない連続音音源を作ると宣言していたのに、連続音は録音に時間がかかる・原音設定に時間がかかる・容量が重い・周波数表作成に時間がかかる・手間と時間がかかる割にはなかなか良いものが作れない(多分録音環境と私の発声の悪さが原因)といった理由で挫折したのでれんたんじゅつにシフトしていました。単独音ではない形態の音源を作りたいと思っていたので結果オーライだと思います。
しかも、れんたんじゅつ作る前はCVVC音源が今のトレンド(?)らしいのでそれを作ってみようと思ったんですが声葉が出始めたばかりの時くらいの認識でしか無かったので「使い方分からない=難しい=使えない」と思っていたので今まで敬遠していました。最近はpresampや録音キットがあるので使いやすいらしいのです、が――うちのパソコンに何の問題があるのかpresampが上手く機能しなくて使えません。presampが使えるならまだしも、使えないとなったらCVVC音源の使い方を理解できていない私は早々に挫折しました。
音源は誰も使い手がつかなくとも中の人だけでも使わなければならないと思っているので、自分が使えない音源を作ることに抵抗があります。
れんたんじゅつ音源を作る事を思い立ったのはそのあとでした。私が原音設定のやり方が分からなかったという理由で作ることは敬遠していましたが、扱うことに関しては橙屋で経験しているので理解はまあまあ早かったかと思います。
れんたんじゅつは連続音よりは録音に時間がかからないですし、ファイル数も多すぎるという程ではないので1音階だけなら50MBにも達しない点が良いです(50MBを越えたらuploader.jpにアップ出来ない)
れんたんじゅつ音源を作るにあたって、kohigashi様(レベルゲージP)の配布されているれんたんじゅつ音源製作キットを使わせて頂いております。録音リストはほうぼうで配布されているものの、原音設定の下地があるのが大きかったです。抜けのある音があったりして手放しで使いやすいとは言えないながらも。
桜井は最初れんたんじゅつを作る予定は無かった気がするんですが、いつの間にか作っていました。やはり連続音ほどには時間のかからないものでありましたので、割とすぐに終わりました。しかし、作った当初はtn_fndsに通すと問題ないのにresamplerで歌わせるとノイズとかそういう次元ではない明らかに不味い音が頻出するという問題を抱えていました。0193様曰くノイズが原因だそうでしたので、原音設定をお願いする段で周波数表の作成(というか修正?)とノイズ除去もお願い致しました。
れんたんじゅつ音源は甘藍から先に作っていましたが、収録音階は「まあ、試しに作ってみるか」という心持だったので地声(に近いだろう音階)で録音しました。そのため、声が低めです。
最近まで自分の地声はG3くらいだと思って、oremoのF0線をG3にセットして試しに録音して見比べたらG3を下回っていました。どうやらF#3くらいだったらしいです。しかも甘藍の音源を作る気で録音すると年々声が太くなる傾向にあるので、単独音に比べると無駄に太い音源が出来ました。低音耐性は過去最高かと思われます。
と、長々と経緯を語ってしまいましたが久々のサングロイドですので何卒宜しくお願いします。
PR